ドローンは空撮や点検、趣味など幅広く活用できる便利なツールですが、ルールを守らずに飛行させると「法律違反」となり、罰則を受ける可能性があります。

特に初心者の方は「知らなかった」では済まされないケースも多く、最悪の場合は罰金や懲役刑が科されることもあります。

この記事では、ドローンで絶対にやってはいけない飛行と、それぞれの罰則について分かりやすく解説します。

ドローンは法律で厳しく規制されている

ドローンにはこのように、飛行できる場所や条件が法律で細かく定められています。

ドローンの飛行は主に以下の法律で規制されています。

・航空法
・小型無人機等飛行禁止法
・道路交通法
・民法(プライバシー・所有権)

これらに違反した場合、内容によっては刑事罰の対象となります。

① 空港周辺での無許可飛行

空港周辺は航空機の離着陸に関わる非常に重要な空域であり、ドローンの飛行は厳しく制限されています。

許可なく飛行した場合、重大な事故につながる危険性があります。

【罰則】
1年以下の懲役または50万円以下の罰金

② 人口集中地区(DID)での無許可飛行

住宅や建物が密集しているエリア(DID地区)での飛行は、原則として国土交通省の許可が必要です。

大村市や長崎市の中心部なども該当するため、知らずに飛ばしてしまうケースが多いので注意が必要です。

【罰則】
1年以下の懲役または50万円以下の罰金

③ 夜間飛行(無許可)

ドローンは原則として日中のみ飛行可能です。夜間に飛行させる場合は事前の許可が必要です。

夜間は機体の視認性が低く、事故のリスクが高まります。

【罰則】
1年以下の懲役または50万円以下の罰金

④ 目視外飛行(無許可)

操縦者の目で直接確認できない状態での飛行(目視外飛行)は危険性が高く、原則禁止されています。

建物の裏側に飛ばす、FPVのみで操縦する場合などが該当します。

【罰則】
1年以下の懲役または50万円以下の罰金

⑤ 人や建物から30m未満での飛行

ドローンは人や建物との距離を30m以上保つ必要があります。

観光地や住宅地では特に注意が必要です。

【罰則】
1年以下の懲役または50万円以下の罰金

⑥ イベント上空での飛行

祭りや花火大会など、不特定多数の人が集まるイベント上空での飛行は禁止されています。

落下時のリスクが非常に高いため、厳しく規制されています。

【罰則】
1年以下の懲役または50万円以下の罰金

⑦ 物の投下

ドローンから物を落とす行為(チラシ・荷物の投下など)は、安全性の観点から規制されています。

【罰則】
1年以下の懲役または50万円以下の罰金

⑧ 重要施設周辺での飛行(小型無人機等飛行禁止法)

国会議事堂、防衛施設、原子力施設などの重要施設周辺ではドローンの飛行は禁止されています。

【罰則】
1年以下の懲役または50万円以下の罰金

⑨ 飲酒状態での操縦

アルコールを摂取した状態でのドローン操縦は禁止されています。

また、体調不良や睡眠不足での操縦も事故につながるため非常に危険です。

【罰則】
1年以下の懲役または30万円以下の罰金

⑩ 無登録機体での飛行(機体登録違反)

100g以上のドローンは国への登録が義務付けられています。

登録せずに飛行させることは違反となります。

【罰則】
1年以下の懲役または50万円以下の罰金

⑪ リモートID未搭載での飛行

対象機体にはリモートIDの搭載が義務付けられています。

これを満たさずに飛行すると違反となります。

【罰則】
1年以下の懲役又は50万円以下の罰金

違反するとどうなる?現実的なリスク

ドローンの違反は単なる注意では済まないケースも多く、以下のようなリスクがあります。

書類送検
罰金・懲役
仕事の信用失墜
損害賠償請求

特に事業としてドローンを活用している場合は、致命的なダメージにつながる可能性があります。

初心者が絶対に守るべき3つのポイント

初心者の方は、まず以下の3つを徹底してください。

飛行場所を事前に確認する(DID・空港・禁止区域)
必要な許可・承認を取得する
無理な飛行をしない

少しくらい大丈夫」が一番危険です。

まとめ

ドローンは正しく使えば、安全に点検ができたり、魅力的な映像を撮影できたりと非常に便利なツールです。

しかし、ルールを守らなければ重大な事故や法律違反につながります。

これからドローンを始める方は、今回紹介した内容をしっかり理解し、安全第一で運用していきましょう。

ドローンに興味がある方、これから始めたい方は、ぜひ一緒に安全に楽しみましょう。

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